和歌山県橋本市に米粉パン専門店があります。
結 musubiの100%米粉パン(グルテンフリー)の魅力
米粉・・・原材料の米粉に使われるお米は、和歌山県産を中心とした100%国産のお米を使用。
砂糖・・・きび砂糖を使用
塩・・・職人さんが手作業で作っている自然塩(国産)を使用。
油・・・米油の中でも栄養価が高く、酸化しにくい、米胚芽油(国産)を使用しています。
お米本来の味がや香りを大切にしているからこそ、卵、乳製品、増粘剤などの添加物は使用せず作っています。
米粉ならではの新食感・・・米粉パンはしっとりもちもちとした食感です。
栄養価に優れた良質なたんぱく質・・・たんぱく質の栄養価の指標であるアミノ酸スコアが小麦粉の約1.7倍あり、良質なたんぱく質を含んでいます。
腹持ちが良い・・・小麦粉に比べ消化が緩やかなため血糖値の急激な上昇がおさえられ、腹持ちがよくなります。
レンジで温めてから、しっかりトーストしていただくと、外はカリッ、中はもっちり。
地元のお米からできた米粉製品を高野山から世界へ。
結のオーナー・平野貴代さんに初めてお会いしたのは3年ほど前。「天然温泉ゆの里」のパン工房でオープニングスタッフとして働かれている時でした。当時から美味しいと評判のパンで私もファンの一人でした。
『でも元々はパン講師なんです。パンができるまでの工程や、一緒に作り食べて伝えることに喜びを感じていました。パン職人としてはゆの里さんが初めて。自然のお水は、作り手の向き合い方で仕上がりが変わるのです。月のしずくは想いを入れずタンタンと、が大切。』と平野さん。添加物のない「生きているパン」は自然に近いから調和を求められる。その奥深さが平野さんの探究心に火をつけたのですね。その中、アトピーや食事制限をされている方との出会いから、小麦に変わる米粉の必要性を感じ、小麦を使わないレーンでの米粉パン作りのため、独立して工房を作ると決心したのでした。
『小麦の生産は北海道や一部の地域に限られていますが、お米は全国にあります。その土地の記憶と共にできたお米は地域により出来上がりが変わります。だから私は、地元の生産者さんから購入し、製粉所に加工をお願いしています。』コストはかかりますが、その土地を知り、生産者の想いに共感したお米で作ることを大切にされています。
そんな結(むすび)さんが2019年7月21日に移転オープンされました。『お店の入り口の赤は結(むすび)が大切にしている色です。これは地元・丹生都比売神社の鳥居の色でもあり、高野山も表しています。空海の日と言われる21日にしたかったのもその意味からです。』
地元のお米からできた米粉製品が高野山から世界へ。平野さんの探究心と地元愛や他を想う気持ちに触れ、そんな日もそう遠くないと思いました。
お店の前で記念撮影。オーナーの平野さんはパン研究家でジュニア野菜ソムリエの肩書きを持ち、昨年の第1回「ライスジュレ(米ゲル)ジャパングルテンフリーレシピコンテストinかわち」パン部門で見事、グランプリを獲得。
ジャンル | パン屋 |
住所 | 和歌山県橋本市古佐田1丁目189-21 |
交通 | JR和歌山線・南海高野線橋本駅から徒歩約1分 |
TEL | 0736-20-4720 |
営業日時 | 毎週 金曜日、土曜日 9時~18時 ※上記営業日以外でのパンの販売は、要予約となります。 |
定休日 | 月~木曜日、日曜日 |
特徴 | グルテンフリー米粉パンの製造販売。 地産地消、出来るだけシンプルな素材にこだわって作っています。卵、乳不使用。 |
公式サイト | https://komemusubi.com/ |